論理的思考を鍛えるための読書

  • 2021年8月29日
  • 2021年8月29日
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こんにちはヒラカタです。

皆さん「論理的思考」について、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

昨今「プログラミングのスキル」が重要視されているように、「論理力」は生きていく上で必須のスキルとなってきています。この「論理的」を鍛えるために、趣味で読む読書を活かせないか、というのが本記事のテーマとなります。

論理的思考を鍛えるための読書

「論理的思考」は「生きるため」の必須のスキル

「個人が稼ぐ時代」と言われて久しい現代ですが、特に盛んなのがSNSやブログ、YOUTUBEなどで企業に所属しない個人が情報を発信することで、収益を得ているようなスタイルのビジネスモデルです。

インフルエンサー・ユーチューバーなど、様々な呼び方はありますが、彼らに共通することは、視聴者を惹きつけるその「絶大な説得力」だと言えるでしょう。

この「説得力」を作っているのが「論理的思考力」だというのは、あまり知られていません。

この「論理的思考力」ですが、個人で稼ぐ人に関わらず、企業に所属して働く場合にも当然「超重要」なスキルとなります。

例えば「営業で顧客に自分の商品を納得して買ってもらうために」「会社で上司に自分の提案を受け入れてもらうために」などなど、多くの場面で論理の筋が通ったことを伝えられるかは必要となってきます。

よって「論理的思考力」を身につけることは、どんな職種であっても役に立つ能力といえます。

おすすめな3冊をご紹介

本当に基礎から身につけたいというのであれば、それ論理専門の「専門書」を読むのが一番です。

ですが、それもなかなか敷居が高いもの。

特に論理の基礎本は「A=Cである。BはAに含まれる。よってB=Cということも言える」というような感じで、頭を混乱させるような文章のものが多いのも難点です。

この専門書が難解な「論理的思考力」を伸ばす方法ですが、実は普段の小説などの読書でもかなり伸ばすことが可能です。

今回は 「論理的思考力」 を伸ばせる、且つ読み物としても面白い本を3冊紹介いたします。

『medium 霊媒探偵城塚翡翠』

論理クイズのようなミステリ

1冊目は 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』 という書籍で、相沢沙呼(アイザワサコ)の著作です。

何を紹介しても「ネタバレになる」で有名な作品なのでサクッと言えば、とりあえず「めちゃくちゃ面白い」です。

内容を話すことはできませんので、詳細は読んでからのお楽しみなのですが、この書籍はミステリとして少し異色な様相を持っています。というのが、はじめに「回答」があって、その「回答」に至るまでの道のりを探偵と一緒に読者も追っていく流れを取っているということです。

あからさまな「回答」ではないのですが、ちょっと勘の良い方なら「犯人」はわりとすぐに想像できるようになっていて、問題なのは「どうして彼(彼女)が犯人なのだろう」という点が分からないところです。

これは「論理クイズ」というのがしっくりする構造になっていて、探偵が謎を解明するシーンでは「ああ、そうか!」と思わず叫びたくなるような「しっくり感」があります。

頭の体操になる

すでに述べたとおり「論理クイズ」のような構成となっている本作。回答へのヒントは十分に記述されています。

そのため本当によーく考えながら読み進めれば、恐らく犯人特定に至る「理由」は読者にも突き止めることができるような仕組みになっています。

ときどきあるミステリの「フェアじゃないトリック」とは違い、芸術品のような「なぞなぞ」は読んでいて頭がクリアになるのを感じられますし「論理的に考えるとはこういうことか」という発見もあることでしょう。

『すべてがFになる』

論理的に会話する楽しさが伝わる

2冊目は『すべてがFになる』 という書籍。森博嗣(モリヒロシ)の著作です。

こちらは少し古い作品(1996年)ですが、時代をあまり感じさせない先鋭さがあります。

さきの 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』 同様、ミステリなので「詳細な紹介=ネタバレ」になりかねないので、サクッと伝えると「そう来たかー!」です(笑)。

もともと理系大学の助教授である著作の作品ですので、論理的に筋が通っていて、壮大なトリック等もスッと納得させられます。

なによりこの作品はキャラクタ同士の掛け合いが面白くて『化物語』や『京極堂シリーズ』に通じるキャラ萌えな要素があります。あまり知られていませんが、この「すべてがFになる」を1作目に本シリーズは数十冊以上続いていて、長く愛読できるのも良いです。

そしてこのキャラ同士の掛け合いが「いかにも論理的~」な会話で、これぞミステリの謎解き過程。。という感があります。

プログラミングの楽しさも垣間見える

これはちょっとオマケ的な要素ですが、登場人部に「天才プログラマ」が登場するため、プログラミングに関する情報も少し垣間見えます。

もちろん教科書的なロジックの羅列はないのですが、この時代の作品で「プログラミングってなんかすげー」な気分を味わえる小説はちょっと他にないでしょう。

頭の体操に「多湖輝の『頭の体操』」

正直めちゃめちゃムズい

最後の1冊は 多湖輝の『頭の体操』 のシリーズです。

こちらはミステリではないですが、まさしく『頭の体操』にはうってつけの本となっています。

様々なシリーズが出ていますが過去の書籍から著者がクイズを選出した『頭の体操 BEST』が間違いないです。

こちらは全100問の「文章問題」が記載されていて、正直に言うと「めちゃめちゃムズい」です。

ですが答えを見てみれば、「ああ、そういうことか!」となる問題ばかりで、自分の凝り固まった「脳みそ」をガツンと揺らしてくれます。

ここだけの話、私は5分の1くらいしか解けなかったですが、皆さんはいかがでしょう。

子供でも楽しめる

問題にはよりますが、小学生のお子さんくらいでも全然楽しめる問題がたくさんあります。

暗記するのは難しくない問題ばかりですので、長時間のドライブ前にいくつか覚えておいて、車の中でクイズ大会なんていうのも面白いです。

飲みの席なんかでも、気の知れた仲間同士なら十分楽しめるものです。

まとめ

というわけで今回は「論理的思考力」を鍛えるための読書というテーマで記事を書いてきました。

今回は以下3冊に絞って本を紹介しましたが、基本的に「ミステリ」は論理的に書かれているものが多いので、何を読んでも良い「ロジカルシンキング」の練習になるでしょう。

  1. 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』
  2. 『すべてがFになる』
  3. 『頭の体操 BEST』

人生を豊かにするために役立つ「論理的思考力」、どうせなら普段の読書で向上させてみましょう。

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