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夏キャンプの実情を知りたい!
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そう思いYouTube動画を見漁っても、最後はやっぱり自分で経験してみないと分からないものです…
というわけで、夏キャンプに行ってみました。
我が家は、上は9歳から下は2歳(2024年現在)の子供が4人います。
当然ですがキャンプには『快適なエアコンもなければ』、『床は固い地面』で、『虫はブンブン』。
正直、かなり色々と気をつけないと、すぐに不快指数はMAXです。
そんな不快な環境、当然ですが子供たちは正直に嫌がります(特に2歳児)。
我慢が苦手な子供たちのために『常に快適な環境を試行錯誤しなきゃいけない』ので、幼い子供4人と共に過ごした我が家のキャンプ体験は多くの方に役立つのではと思ってます。
そんな私が8月末にキャンプしてみて感じた、『 夏キャンプの気をつけたいポイント・良かったポイント 』をいくつか紹介していきたいと思います。
本記事がオススメの方
・お子様を連れての夏キャンプを検討されている方
・夏キャンプで気をつけるポイントを知りたい方
・「夏キャンプのここがいい!」を知りたい方
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夏はキャンプが最高!
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…なんて言えたのは遠い昔の話。
地球温暖化が進んでからは真面目に命懸けの活動になってしまいました。
関東地方だけでみても、20世紀初頭から平均気温は約2℃上昇しています。
また関東で最高気温35度を超える真夏日が1年に10日以上あるというのですから恐ろしい話です。
ちなみに、真夏日は特に7月中旬〜8月中旬に集中しますので、その辺りのキャンプは避けるのが無難でしょう。
もしどうしても行きたいなら標高が高い場所にあるキャンプ場がオススメです。
標高100メートルあたり約0.6℃下がります。
なので地上が38℃ある超真夏日でも、標高1000メートルの場所にあるキャンプ場なら32℃となります。
日が落ちれば20℃前半にまで落ち着きますので、『熱帯夜でぜんぜん寝れなかった!』なんて事態は避けることができます。
私が今回行った8月末のキャンプは、千葉の平地(成田)でしたが、最高気温32℃ 最低気温26℃でしたので、「ギリギリ耐えられる気温だったかなぁ」という感想。
それでは実際に真夏キャンプで感じた『 夏キャンプで気をつけてほしいポイント』から見ていきましょう。
夏キャンプで気をつけて欲しいポイント
まずはじめに『 夏キャンプの注意ポイントの一覧 』をみてみましょう。
- 子供が水で遊べる場所があること
- テントサイトが木陰であること
- タープもしくはそれに代わるテントがあること
- 帽子や日焼け止めなど日除け対策は徹底すること
- 水分はたっぷり持っていくこと
- テントはとにかく風通しを意識すること
- 虫よけ対策を徹底すること
ざっと挙げるとこの7つが夏キャンプで注意してほしいポイントになります。
これらの7つのポイントは、今回のキャンプではじめて気付いた部分も盛り込んでます。
それでは一つずつ詳細を見ていきましょう♫
子供が水で遊べる場所があること
今回は「はじめての夏キャンプ」ということで、『子供が水で遊べる場所があること』は最重要ポイントとしてキャンプ場を探しました。
当日の昼間は32℃とかなり暑い日でしたが、子供たちはずっと水に入って遊んでいましたので全然平気そうでした♫
実際キャンプ後も、4人の子供たちは体調崩すことなく元気でしたので、『涼める水場』は夏のキャンプ場を探す上で超重要ポイントと言えるでしょう。
2.テントサイトが木陰であること
予約するキャンプ場が『木陰サイトを指定できる際』は、ぜひとも気をつけてほしいポイント。
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タープがあるから大丈夫!
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なんて思う方もいるかも知れませんが、タープ設営時に『既に日陰』というのは超ポイント高いです。
タープを建てる20分ほどの時間で、ガンガン陽が当たる日なただったら汗だくです。
その点で『木陰キャンプサイト』を選ぶ価値は十分にありです。
さらにいえば、『木陰×タープ』の組み合わせでそれぞれの単独では作れない「強力な日陰」を作れます。
ぜひ夏にキャンプ場をご予約の際は「木陰サイトはあるか?」を気をつけてみてください。
3.タープもしくはそれに代わるテントがあること
これはぜったい、絶対に守って欲しいポイント!
夏に十分な日陰のないキャンプは、ハッキリ言って危険すぎます。
タープ、もしくはそれに準じる機能のあるテントは必ず用意するようにしましょう。
↓のような2ルーム型テントならタープいらずなのでオススメです。
↓タープだったらはヘキサゴン型がオススメ。
設営を覚えてしまえば少ない荷物で済むのが最大のメリット♫
上で貼った写真のテントを購入前は、タープで日陰を必ず作ってました。
4.帽子や日焼け止めなど日除け対策は徹底すること
こちらも夏のアウトドアには欠かせないポイントですよね。
頭を直射日光から守る帽子は、髪・顔の日焼け対策にもなるので欠かさないでください。
ちょっと怪しいですが、私は↓のような顔と首周りをスッポリ隠すこともできる帽子を使っています。
また、日焼け止めは外で過ごすなら必須です。
日焼けによる肌老化は長期的に見ると恐ろしい影響がありますので、必ず気をつけてほしいポイントですね。
私は以下の日焼け止めを使ってますが、サラサラした付け心地でとてもオススメです。
5.水分はたっぷり持っていくこと
夏のアウトドアですから当然ですが、水分は欠かせません。
私は『家族の全員に水筒を持たせ』、クーラーBOXに『1.5Lペットボトル2本』と、『2リットル水筒に水を入れて』持っていくようにしています。
これだけの水分を準備しても、キャンプからの帰り道では水分を買わないと足りなくなります。
現地で自販機があるキャンプ場もありますが、ポカリや水などは人気で売り切れていることが多々ありますので、念のため水分は欠かさず準備するようにしましょう。
特に子供が使うものは落としてすぐ壊れますから、水筒は何でもいいと思います。
ただ、2L水筒の方は奮発してサーモスがオススメ↓
6.テントはとにかく風通しを意識すること
意外と意識しないと忘れがちなのが『テントの風通し』です。
アウトドアでも使える扇風機ももちろん欠かせませんが、やっぱり自然の風には敵いません!
ということでテントを立てるときには「風がどちらから来ているか?」を意識して設営すると、意外と快適に過ごせたりします。
とはいえ風向きは1日のうちに変わってしまうこともあるので、その場合は『風が吹いている方角のテントの裾をまくってクリップで留める』のがオススメです。
その際は、風が抜けていく方向もちゃんと通気するように意識することが大切。
↓こんな感じにテント裾を捲ってます
私が使っている『テントは全方位が開けられる上』に、『天井には風が抜ける穴がある』ので、風向きによってセッティングを変えています。
ただもちろん、風がない日に備えて扇風機は準備しておきましょう。
↓の扇風機はモバイルバッテリーとしても使えるので超オススメ♪
人数にもよりますが、できれば2台くらいあると熱帯夜の対策にも安心ですね。
7.虫よけ対策を徹底すること
これは正直、今回の夏キャンプで私が完全に失敗したポイントです…。
夏の虫といえば「蚊(か)」ですが、今回は別の虫に悩まされました。
(蚊取り線香は持参していて、テント周りに3箇所も設置しました)
今回私が悩まされたのは「蟻(あり)」です。
今回のキャンプではテントの寝室スペースのマットを十分に準備していなかったので、私は一人地面にブルーシートを敷いて眠ろうとしていました。
そこからは、夜どおしアリとの戦いです…。
何度も眠りに落ちようとするたびに、チクリとアリに噛まれて眠りを妨害されました。
というわけで、いろいろ調べて次回は持っていこうと思っているのが↓のアイテムです。
重曹に↑のハッカ油を数滴をかけると、即席の虫除け剤になるとのこと。
9月末にも1度キャンプに行く予定なので、そこで使ってみた感想を追記したいと思っています。
夏キャンプのここがいい!
気をつけたいポイントを見てきた次は、夏キャンプをしてみて気付いた『夏キャンプのここが良い!』という部分を見ていきましょう。
まずは一覧です!
夏キャンプのここがいい
- キャンプ場がガラガラで貸し切り状態
- いろんな生き物の観察ができる
- 水遊びが気持ちいい
- ビールが美味しい!
これらについてサクッと詳細見ていきます♪
1. キャンプ場がガラガラで貸し切り状態
平日に行ったのもあったとは思いますが、8月末に行ったキャンプ場は私達以外に客なし!
つまり、貸し切りでした。
夏の夜の星空と虫の声を独り占めできる贅沢な時間を過ごせました♫
夜も風がいい感じに吹いていて、前述したアリの被害を受けていた私以外の家族は朝までグッスリ。
他のキャンパーさんがいると、どうしても寝る時間も起きる時間も違うので、朝晩は気になりますよね。
そういった意味でも「キャンプ場が空いている」というのは大きなメリットです。
2. いろんな生き物の観察ができる
これは男の子がいるご家庭に限ったことなのかも知れませんが、子供はやっぱり「クワガタ・カブトムシ」が好きなもの。
キャンプ場の灯りに誘われてやってくる虫たちの中に、「クワガタ・カブトムシ」がいたときの子供たちの興奮ようは凄いです。
とはいえ他の様々な虫も一緒にやってきますから、そこの対策はしっかりしておきましょう。
テントから少し離れた場所に「虫寄せ用の明るめの灯り」を置いておくと、「テントの仄(ほの)かな灯り」には虫が来ないのでオススメです♪
3. 水遊びが気持ちいい
水遊びできるキャンプ場限定のことではありますが、「水遊びが気持ちいい」のは夏キャンプの醍醐味でしょう。
特に気温が高い日中に、子供たちが気持ちよさそうに遊んでいる姿を見るのはいいものです。
川辺のキャンプ場なんかも気持ちよいですが、くれぐれも安全には配慮してくださいネ!
私は子供のころに川でキャンプしていて溺れかけたことがあるので、絶対に子供たちから目を離さないように気をつけています。
もし川キャンプをするような場合は、必ずライフベストを子供には着用させたいですね。
4.ビールが美味しい!
これはお酒飲む人限定のお話ですが…、
夏のアウトドアで飲むはビールは、本当に美味しい!!
これについては多くを語る必要もないと思います。
ただ、ぬるいビールは最悪ですので、ちゃんとクーラーBOXに入れて持っていきましょう♪
まとめ
というわけで、今回は『夏キャンプで気をつけたいポイント』と『夏キャンプのここがいい!』について見ていきました。
まとめると以下のような感じ♪
- 子供が水で遊べる場所があること
- テントサイトが木陰であること
- タープもしくはそれに代わるテントがあること
- 帽子や日焼け止めなど日除け対策は徹底すること
- 水分はたっぷり持っていくこと
- テントはとにかく風通しを意識すること
- 虫よけ対策を徹底すること
夏キャンプのここがいい
- キャンプ場がガラガラで貸し切り状態
- いろんな生き物の観察ができる
- 水遊びが気持ちいい
- ビールが美味しい!
詳しくは記事の方を読んでみてください。
本記事が夏キャンプを検討されている方に、少しでもお役に立てたら嬉しいです。