ヒゲ脱毛とメンズリゼ(麻酔の時間と効果について検証してみました)
これまでの振り返り
『ひげ剃り』って時間の無駄じゃない?ということにアラフォーになって気付いたボクは、医療脱毛(ひげ)をメンズリゼで受ける決心をしました。
「初回の治療」を受けてきての結論
というわけで、カウンセリングから約2週間。実際の治療(ヒゲへのレーザー照射)を受けてきました。
詳細はこのあと記載していきますが、まず結論を伝えると「思ってたより痛い!」です。
「ひらかたさんが、痛みに対する耐性低いんじゃない?」という声もありそうなので補足ですが、一応空手を10年近く続けているだけあって、痛みにはそこそこ慣れているつもりです。
はじめての治療(~当日の流れ詳細~)
いきなり遅刻してしまいました
当日は午後7時半から治療スタートの予約でした。
治療を開始する約1時間前に痛み止め(写真は後述)を塗ってくれとのことだったので、早めにクリニックに着くように家を出ます。
50分くらい前に着けばいいだろう(←いい加減)と思って、午後6時40分にクリニックに到着。
受付で予約していた旨を伝えると「次回からはちゃんと1時間前に来るように!」とお叱りを受けます。
薬塗ってから1時間経ったときに痛み止めの効果が最大限に出るため、この時間が短くなると効果が半減するそうです。
痛み止め(エムラクリーム)を塗る
そこはベッドと縦長のロッカー、あとは壁に鏡がかかっているだけで手狭な部屋です。
ベッドの上には『畳まれた毛布』と『サランラップ』それと『ビニール手袋』が一枚置かれています。
「塗り方は分かりますか?」と聞かれたので、前回聞いた内容(照射部位にチューブ一本すべてを使い切って塗って、上からラップする)を伝えます。
内容は問題なかったようで、塗り終わったら待合室で戻って待つように言い残し、案内してくれた女性が部屋を出ていきました。
ボクは持ってきていた薬(エムラクリーム)を開けます。
ケナログ(口内炎の薬)のようなチューブ式の薬で、フタの裏で銀色の部分を破る仕組み。
「えいっ」と穴を開けると思いの外、勢いよく白い薬(木工ボンドのような見た目と粘性)が飛び出て、少し左手にかかります。
慌ててビニール手袋を右手につけ、その指先に薬を出して、少しずつ顔に薬を塗っていきます。
「一本すべて使い切ってくれ」と前回言われていたのですが、三分の一くらい使ったところで十分だろうと判断して塗るのをやめます。
薬を塗り終えた後は、ラップを薬を塗布した上に貼ります。うまく顔にくっ付くのか心配でしたが、薬の表面張力で問題なくべったりくっ付きました。唇の上と下に一枚ずつ貼って、上からマスクをつけて完了です。
終わったら待合室で待っていてくれと言われていたので戻ります。
痛み止めが効いてきました
薬を塗ってから、30分もするとチリチリとした痛みが塗布した顔面に感じ始めます。
それとは別に、待合室は換気のためか肌寒く(当時は1月の冬真っ只中)、あんまり寒いので「毛布を借りれますか」とフロントで声を掛けます。
すると、口が動かしづらく喋りにくくなっていることに気付きました。麻酔が効いている証拠ですね。
「肌が赤く腫れる人もいる」と聞いていたので念のためトイレの鏡で確認しますが、特に問題はなさそうでした。
治療(照射)前に顔に目印を付けます
痛み止めを塗ってから45分くらい経ったころ、時間どおり午後7時半に施術室に案内されます。
そこは先ほど薬を塗った部屋より少し広めの部屋で、目に入るのは『白いベッド』と、そして『大きな機械』です。
マスクを外して顔に貼っていたラップを捨て、ベッドの上に置いてあるウェットティッシュで顔の薬(痛み止め)をキレイに拭き取りながら、改めてそこにある大きな機械に目を向けます。
それはウォーターサーバーを縦に2つ重ねたくらいのサイズで、見た目はパソコンのデスクトップのような形。光を照射するだけの機械でこんな大きさ必要なの?っていうサイズです。そこから洗濯機のホースのようなパイプが伸びていて、先端にレーザーを照射するのだろう握り手のあるパーツが付いています。
※写真撮影はNGでしたので、それっぽいのを見つけて貼ってあります。
カーテンで仕切られた隣の部屋からは、2回目以降の治療と思われる男性の声が聞こえてきます。どこの部位かは聞こえなかったですが、痛み止めクリームと笑気麻酔の両方を使っているようです。「前回は、これでも痛かったんですよね」と不安そうな声が聞こえます。
さて、男性スタッフの方にベッドに横たわるように言われます。
「ひげ全体でよろしいんですよね?」
『はい』
そんな会話をしながら、さらさらーと水性のペンで私の顔に線を引いていく男性スタッフ。
やがて手鏡を渡されて、その部位を確認。
目の下の「うぶ毛が生える部分」もボクの予想外に対象としてもらえるということで、お願いすることに。
※ただ、そこは痛み止め全く塗っていなかった
ティッシュを目にかけられ、その上からサングラスをつけられます。頭の後ろにバンドで固定する、水泳のゴーグルのような形状です。
すぐに機械の起動音が聞こえ始めます。いよいよです。
焦げ臭い匂いとともに、いよいよ照射が始まる
花火が消えた後のような、焦げた臭い。1秒に一回くらいの予想以上の速い速度でバシバシとレーザーが照射されていきます。
照射と同時に冷たい感触を感じるため、照射→冷やすという仕組みなのでしょう。
『右の耳の下』の部分から始まり、『あご先』まで照射します。その後、『右ほほ』の部分を右目の下まで照射します。
ここまでで特に痛かったのが『目の下の部分(薬塗ってない)』と、『あご先』の皮膚の薄い部分。
これを左半分も同様に行います。
休む間もなく照射は続き、ときどき「大丈夫ですか~?」と優しく聞かれます。
『ダメです』と言いいたいのは山々でしたが、我慢するしかないため、私は静かに『はい』と呟きます。
そして、いよいよ薬をあえて塗らなかった『下唇の下部分』になったわけですが、正直言ってそれよりも強烈に痛かったのが『鼻の下』。鼻の下は薬を厚めに塗るべきです。絶対。
長いようで一瞬のここを耐えきり、無事に治療1回目は終了です。
終わった後で、涙がほほを流れ落ちました。
治療が終わった後は、冷たいタオルで2~3分ほど冷やして、炎症を抑えるという薬を塗ってもらって完了です。
『まとめ』と1回目の治療後の『ひげ』写真
というわけで無事に1回目の治療を終えました。
伝えたいことは「痛み止めは一本丸まる、ちゃんと塗っときましょう」ってことですね。
3,000円もするのでちょっとケチりたくもなるのですが、そんなこと言っている場合じゃない痛さです。
上に記載したとおり、私は適量の半分以下しか塗らずに、かなり痛い思いをしました。
次の施術は2ヶ月空けてからということですので、そのときには「たっぷり」薬を塗って、万全の準備で臨みたいと思います。
肝心の脱毛の効果は、現時点では特に感じません。(2回目の治療前に追記)めっちゃ効果を感じてます。これは早くやっておけばよかった、と後悔しました。
また後遺症のような、施術後に肌が荒れたりということはなく「少し照射の衝撃で顔の骨が痛いかな」というのが2日くらい続いただけでした。
最後に比較写真をお見せします。
左が治療前で右が2回目の治療直前です。
どちらも丸一日ヒゲを剃っていない状態で、明らかにヒゲの総量が少なくなっているのが分かりますね。
~追記~治療の2回目を受けてきました
1回目の治療から1ヶ月経ちましたので、2回目の治療に行ってきました!
以下1度目との違いです。
- 痛み止めの薬は前回はケチケチ使ったのですが、今回は残っているすべてをしっかり(べったり)塗りました
- 照射する機械が前回と違う機械だった(今回のほうが照射直後の冷却力が強いらしい)
- 前回より痛かった!(最初痛すぎで出力を一段階下げてもらったくらい)
男性は出産の痛みを味わうことはないですから、一生に一度代わりにこの痛みを味わうのも大切だと思います(意味不明)。
正直、修行と割り切って耐えるしかないと思いますが、追加料金を払えば『笑気麻酔』というのも塗り薬に付け加えられるようですので、そちらを試してみるのもオススメです。
ちなみに、前回は照射後に肌のトラブルはなかったのですが、今回は翌日下唇の下に「水ぶくれ」のようなものができてしまいました。
肌がダメージを負ったことで弱くなるという話は聞いていましたので、その影響でしょう。
1ヶ月ほどで消えましたし、見た目には分からない小さいものでした。
『無料カウンセリング』についてはコチラを参照くださいね。