マウスウォッシュで糖尿病のリスク!? その驚きの理由と対策!

Q:「マウスウォッシュで血糖値が上がって糖尿病の原因になるって言うけど、なぜなの?」

Q:「他にマウスウォッシュにリスクってないの?」

Q:「じゃあマウスウォッシュの代わりに何をすればいいの?」

 


このページをご覧になっているあなたの、こんな悩みに応えます。

 

この記事の内容
・マウスウォッシュが糖尿病の原因になる理由・マウスウォッシュで起きる他のリスク

・マウスウォッシュの代わりに何をすべきか

まずは結論ですが、マウスウォッシュはリスクが大きいので使わないことをオススメします。
代わりに歯磨きをしましょう。
単純ですがそれが一番です。
 本記事では、歯みがき以外の手軽な方法もご案内していますが、基本は『歯みがき』ということは忘れないでください。

 

困っている人
でも、口臭をなんとかしたいときや、虫歯予防にはいいんだよなぁ

 

ひらかた
気持ちはわかります。
ただ、これからお伝えする内容を読むと、シンプルに歯磨きをすべきだということが伝わると思います

 

確かにマウスウォッシュを使った直後はお口の中が消毒されて気持ちよくなりますよね。
ただ、その強すぎる刺激は逆に口臭を悪化させたり、虫歯を増やす原因にもなります。

 

そして本記事のタイトルでお伝えしているとおり、
マウスウォッシュは糖尿病のリスクが55%も上がると言われています。

 

この記事では、マウスウォッシュの数あるリスクの詳細と、
その代わりの手段としての歯磨きの大切さ・その他のお手軽テクニックについてお伝えしていきます。

 

ひらかた
分かりやすく、3分程度で読める内容ですので、最後までご覧ください!

マウスウォッシュの3大リスク

糖尿病になるリスクが55%も上がる!

こちらの研究によると、マウスウォッシュを1日2回以上使うと『糖尿病になる確率が55%も上がる』ということが明らかになっています。

 

ただ、1日1回であればこの傾向は確認できなかったようなので、ランチ後の一回くらいならありかもしれません。

 

ひらかた
僕は恐ろしくて使えませんが…

 

こんなことが起きる原因は、ズバリ「マウスウォッシュで口内の良い菌が死ぬから」です。

 

簡単に流れをまとめると、以下のような流れで『糖尿病』になるんですね。

 

  1. マウスウォッシュで口内の良い菌が死ぬ
  2. 口の中で亜硝酸塩が作られなくなる
  3. 体内の一酸化窒素レベルが減少
  4. インスリンの分泌が悪化
  5. 糖尿病!

 

 

③の『一酸化窒素』は体内でとても重要な働きをしていて、代謝をコントロールしたり、血流をアップさせたり、体内のインスリンレベルを調整したりしてくれています。

※糖尿病は、筋肉や肝臓でインスリンが働きにくくなったり、インスリンの分泌が少なくなる病気

 

こんな大切な『一酸化窒素』が減少してしまうマウスウォッシュを続けるのは、ちょっとリスクが高すぎますね。

 

「口腔ガン」「咽頭ガン」のリスクが最大60%も上がってしまう!

さらにこちらの研究では、マウスウォッシュの使用で「口腔ガン」「咽頭ガン」のリスクが高まり、そのリスクは男性で40%、女性で60%も上昇するということが明らかになっています。

 

この研究は『口腔ガン、咽頭ガンのがん患者866人』と『健常な同年齢の1,249人』を集めインタビューにより統計をまとめたもの。

タバコやお酒の消費量は調整しているので、マウスウォッシュの影響度が十分に分かる研究になっています。

 

なお、興味深いことに、『このリスクはアルコール度数が高いマウスウォッシュでのみ高まった』そうです。

このリスクの高まり方は、アルコールを飲む方と飲まない方を比較したパターンに近いとのこと。

 

どういったメカニズムで、マウスウォッシュにより「口腔ガン」「咽頭ガン」が発生するのかは未解明ですが、

どうしてもマウスウォッシュを使いたいなら、『アルコールが使われていないもの』を選べばこちらのリスクについては防げそうです。

 

虫歯や口臭が悪化する!?

マウスウォッシュを『虫歯』 や 『口臭』 を防ぐために使う人が大半だと思いますが、実はマウスウォッシュはこの『虫歯』 や 『口臭』 の悪化を加速させる可能性もあるんです。

 

ひらかた
これは衝撃的ですよね。目的を達せないどころか、逆効果なんて….

 

この原因はマウスウォッシュに含まれるエタノールというアルコール成分。
マウスウォッシュを使用しすぎると、このアルコール成分によって口内の唾液を減少させてしまうんです。

 

唾液が減り、口の中が乾燥すれば、当然 『虫歯』 や 『口臭』 といった症状が出やすくなってしまいます。

 

本来の目的である『虫歯』『口臭』を防ぐことすら、使いすぎると逆効果になってしまうマウスウォッシュ。
もうこの時点で使うのはためらってしまいますよね。

マウスウォッシュの代わりに何をしたらいいのか

やっぱり歯みがきが一番

マウスウォッシュを使う目的は大きく以下の4つです。
  1. お口トラブルの原因菌の殺菌
  2. 歯肉炎の予防
  3. 口臭の予防
  4. 虫歯の予防

これらを解決してくれる方法といえば、やっぱり 『歯みがき』 が一番です。

ひらかた
当たり前だと思わず、もう少し続きを見てみてね。

 

韓国で行われた研究では、歯みがきには本来の目的である上記の4つのことに加えて、

1日に3回以上の歯みがきは、『不整脈のリスクが10%下がり』、『心不全のリスクも12%下がる』ということが分かっています。

これだけの効果が出るのも、やっぱり口内のバクテリアが要因。

マウスウォッシュとは逆に、悪いバクテリアを歯みがきで適度に除去することで、

バクテリアが腸や血液に入リ込むことを防いでくれるわけです。

 


なお、1日のうちで夜の1回の歯ブラシだけは、電動歯ブラシを使うことが大切です。

 

電動歯ブラシは『通常の歯ブラシでは防ぎきれない歯周病の予防になる』ことがドイツのグライフスヴァルト大学の研究で明らかになっています。

ぜひこれを機に夜一回の電動歯ブラシを取り入れてみてください。

 

ボクが愛用しているのは、電動歯ブラシマニアのメンタリストDaiGoさんが使っている以下の歯ブラシです。

電動歯ブラシは強力過ぎて歯茎に負担をかけてしまうものが多いのですが、この電動歯ブラシはとても毛が柔らかく歯茎に負担をかけません。

専用の粉はみがきは『カーボン入りホワイトニングパウダー』が配合されていて、歯の黄ばみもしっかり落としてくれます。

 

ひらかた
コーヒーをよく飲む人には黄ばみ対策にもおすすめです!

 

でも、せっかくなのでマウスウォッシュの代わりとなる方法をいくつか

ここまで読んでくださった方は、マウスウォッシュがいかに危険かということが分かっていただけたかと思います。

 

マウスウォッシュ大好きな人
『でもマウスウォッシュが使いたいんじゃ!!』

 

という方がいることを想像して、代わりの手段ものせておきます。

 

オススメなのが『シュガーレスのガム』『ココナッツオイル』です。

 

シュガーレスのガムは、噛むことで口内の唾液の分泌量が増え、これが歯を保護する自然のバリアとなることが分かっています。
特にシュガーレスガムはフッ素・キシリトールが含まれていることが多いため、これらも虫歯予防効果に相乗して効いてきます。

 

ココナッツオイルについては、実はそのままマウスウォッシュとして使えます。

 

やり方は簡単で、❶大さじ一杯を口に含み、❷10~15分くらい口の中をまんべんなく満たしてから、❸ティッシュに吐き出すだけ。
ひらかた
オイルプリングという伝統ある方法で、科学的な効果も実証済ですので安心してご利用ください。

 

ココナッツオイルは値段も高くなく、ボディクリームや料理にも使えるので一つ家に置いておいてほしいものです。

 

ちなみに夏はとろとろの液体ですが、冬になると固まって固形になります。
保存は冷蔵庫で、使う分だけを別の容器にスプーンなどでガリガリ入れ替える方法がオススメです。

まとめ

この記事ではマウスウォッシュをおすすめしない理由と、その代わりの手段について紹介しました。

 

おすすめしない理由
  1. 糖尿病になるリスクが55%も上がる
  2. 「口腔ガン」「咽頭ガン」のリスクが最大60%も上がる
  3. 虫歯や口臭が悪化する

 

代わりの手段のオススメ
  1. 歯ブラシが一番
  2. 夜の1回は電動歯ブラシで歯周病予防も
  3. シュガーレスガムで唾液のバリアを作る
  4. ココナッツオイルをマウスウォッシュとして使う

確かに使った瞬間はスカッとして気持ちいいマウスウォッシュですが、日常的に使うには科学的に分かっているリスクが大きすぎます。

ぜひ本記事の内容を参考に、清潔な歯を保ちつつ、健康な身体を作ってほしいです。

 

ひらかた
それでは、またTwitterでお会いしましょう!!
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