え、これだけ?「確定申告→医療費控除」が超カンタンになった件


確定申告ってめんどくさい!

そう思う方、たくさんいらっしゃると思います。

 

特に大変なのが医療費控除の申請です。

 

1世帯あたり年間10万円以上の医療費支出があれば申請でき、所得から控除できるシステムですが…

 

これがマジでめんどくさい!

 

『1年分の医療費のレシートをすべて足し算していかなくてはいけない』という問題があるからです。

 

…ところが!

 

今年(2024年2月)に『確定申告』をスマホからe-Taxでしていたところ、

めちゃくちゃカンタンに医療費控除ができるようになっていることに気づいてしまいました。

 

今回の記事では、この『超カンタンになった医療費控除の申請方法』について、書いていきたいと思います。

 

 この記事が役に立つ方

  • 医療費が年間10万円以上かかっている可能性が高い方
  • スマホの操作に慣れている方
  • ご家族が多く医療費がかさんでいる世帯の方

 


 

確定申告ってめんどくさいですよね…。

そもそもですが、私が毎年いやいやながらも確定申告をしている理由はふるさと納税です。

 

私はふるさと納税を毎年10ヶ所に対してしているため、確定申告をe-Taxからしています。

※5箇所の自治体までは『ワンストップ納税』の制度が使えるため確定申告は不要

 

ちなみにe-Taxとは国税に関する各種の手続について、インターネット等を利用して電子的に手続が行えるシステムのことです。

 

実は確定申告自体はかなり手慣れてきたので、それほど問題はないです。

 

ただ、毎年カベとして立ちはだかるのが医療費控除

 

私は6人家族(夫婦&子供4人)なので、毎年そこそこの医療費がかかっています。

 

そのため毎年のことなのですが、


今年こそは年間10万円いってるはず!

と考え、1年間の全医療費のレシートを引っ張り出して足し算します。

 

が、これまで10万円には届いたことがありませんでした。

(いつもあと少し…というところです)

 

このレシートの足し算がものすごい量のため、毎年1、2時間かかる作業になります。

 

もうめんどくさいから申請しなくていいや!

実はそう思い、今年から計算もしないつもりだったのですが…、

 

e-Tax確定申告の手続きでマイナンバーカードを読み込んだ直後の画面で目を疑いました!

 

そう、『私の1年分の医療費が自動入力され』上、さらには『家族の情報を取得できるボタンがある』んです!

 

え?もしかしてこれって…

 

そう思い、手続きを恐る恐る進めてみると、「あれよあれよ」という間に、

6人分の医療費控除の申請(今年は12万円!)がサクッとできちゃいました。

 

というわけで本記事は、めちゃくちゃカンタンになったe-Taxの医療費控除の申請方法について見ていきたいと思います。

 

ひらかた
3分で読める内容となっていますので、最後まで読んでくださいね♩

 

6人家族が確定申告で医療費控除が超カンタンだった件

 

というわけで、まずは手順をサクッと見てみましょう。

 

簡単になった医療費控除の手順はこちら

  1. e-Taxから確定申告画面に進む
  2. マイナンバーカードから個人情報を取得する
  3. その他情報を(源泉徴収票やふるさと納税など)を入力
  4. 内容を確認して申請

 

マジで簡単ですよね。

大前提として、『マイナンバーカードと保険証の紐付け』が必要になってきますので、そちらを済ませてない方はこの方法は使えません。

もしまだマイナンバーカードと保険証紐付けをされていない方は,来年のためにも早めにされておくことをオススメします!

 

それでは一つずつ手順について見ていきましょう。

 

1.e-Taxから確定申告画面に進む

 

始めにこちらのリンクからe-Taxの確定申告の画面に進みます。

 

パソコンでもできるみたいですが、オススメは断然スマホです。

理由として、『マイナンバーカードの読み込みの操作』が何度もあり、スマホの方が断然操作が直感的だからです。

ここは気をつけてください。

 

 

2.マイナンバーカードから個人情報を取得する

 

『1のe-Taxの確定申告操作』を進めると、すぐに『 マイナンバーカードの認証画面 』に遷移します。

 

ここで『パスコードの入力』『カードの読み込み』をします。

※パスコードはマイナンバーカードの発行時に各自で決めているものです

 

これが完了すると、自分の分の前年(今回の例では2023年)の医療費の合計が自動登録されます。

 


なんて便利!!

 

あとはこの作業を家族全員分、以下のボタンから同じようにするだけです。

 

私の場合は6人家族なので、計6回マイナンバーカードを読み込む作業をしました。

結果がこちらです。

6人分のマイナンバーカードを読み込むだけで医療費控除が完了

 

今年は6人全員で12万円の医療費がかかっていたため、2万円の医療費控除が申請できました!

 

ここで一年の医療費が10万円を超えていなかった場合は、残念ながら医療費控除は対象外となります。

その際は『ふるさと納税など』他に申請項目がなければ、その年は『確定申告自体が不要となる』わけです。

 

3.確認して申請

 

さあ、さきほどまでの手順で医療費控除の対象となったことが確認できたなら、あとはとても簡単です。

 

以下のような『還付金確認画面』などひととおりの入力結果確認が続きますので、内容に誤りがないことを確認の上、処理を進めていきましょう。

 

今年は8,500円の還付金をGETです♪

 

アルバイトなら日給くらいの価値がありますからね!

漏れなく申請して、お得にGETしていきたいところです。

 

まとめ

 

というわけで今回は、スマホで確定申告するときに、

医療費控除がマジでカンタンだった件について紹介してきました。

手順をざっとおさらいすると以下のとおり。

 

 簡単になった医療費控除の手順!

  1. e-Taxから確定申告画面に進む
  2. マイナンバーカードから個人情報を取得する
  3. その他情報を(源泉徴収票やふるさと納税など)を入力
  4. 内容を確認して申請

 

本当に簡単なので、ぜひ詳細については記事の方をご覧になってください。

 

今まではレシートからちまちま計算していたことを考えると、画期的な進化ですよね!

 

(個人的には確定申告での申請なんかしなくても、勝手に控除してくれた方が嬉しいのですが、それだと困る方がいるんでしょうね…)

 

ひらかた
めちゃくちゃ簡単になった医療費控除を活用し、少しでもお得に賢く生活していきましょう♪
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