肩こりが解消されるという噂の左右分離型のキーボード。
しかし「本当に効果はあるの?」という不安の声も。
この記事では、肩こりに何年も悩み続けてきた私が、頑固な肩こりを解消させてくれた
『左右分離式キーボード』のすごいポイントについてお伝えしていきます。
「Mistel BAROCCO」というキーボードを私は使っていますので、そちらのメリットについても合わせてご紹介します。
- PC作業が多い「デスクワーカーの方」
- 『肩こり』『頭痛』で悩んでいる方
- 最高のキーボードを探している方
肩がガチガチになるほどの強烈な肩こり!
私はシステムエンジニアなので、身の回りで『 この悩み 』を抱えている方を、本当に多く見かけます。
もちろん私も例外ではありませんでした。
朝から晩までPCでの作業。
肩はいつもガチガチ。
通勤電車も片道で1.5時間も電車に乗るため、それがさらにコリを加速させます。
残業が多い時期は、深夜近くまでPC作業していることもあり、
『肩こり』からくる頭痛にも悩まされる日々。
頭痛が辛ければ、仕事にも身が入らず、さらに効率が落ちて残業が増える。
残業が増えればさらに肩こりは悪化していく…
対策についていろいろ調べて、
『 背中周りの筋トレ 』をしたり、
『 水泳 』をしてみたり、
『 スタンディングデスク 』を導入してみたり、いろんなことを試してみました。
もちろん、これらの対策にも効果はありました。
ですが、完全に『 肩こりの悩み 』から解放されることはありませんでした。
スタンディングデスクでいくら姿勢が良くなっても、従来のキーボードを使っていては、肩は巻き肩になり、
どうしても背中に負担がかかります。
そう。あまり知られていないのですが、肩こりの原因は、
『 背中のコリ 』が原因なんです。
つまり肩こり対策には、この『背中のコリ』をなくす方法を取り入れることが大切というわけです。
そんな長年肩こりに悩んできた私ですが、
今は肩こりの悩みとは無縁な生活を送っています。
肩こりがなくなると、毎日の生活にも活力が溢れ、仕事が早く片付きます。
仕事が早く終わることで、大切な家族と過ごす時間も圧倒的に増やすことができました。
今回の記事では、そんな私が『 巻き肩の対策 』に愛用するようになった『 分離型キーボードの魅力 』について、余すことなくお伝えしていきたいと思います。
肩こりが消失!左右分離キーボード「Mistel BAROCCO」の人生変える効果
つら~い ”肩こり” が無くなる
この記事を読んでいる方の多くは、
「肩こりを解消したい!」
そんな悩みを抱えていると思います。
ところで皆さんは、普段どんな姿勢でPC作業をしているでしょうか?
分離型キーボードを使う前の私は、↓のような姿勢で作業をしていました。
見事に『 肩は丸まり 』、『 頭は前のめり 』。
肩がこるのも当然ですよね。
この写真のような姿勢になってしまうのには、キーボードに置く両手の位置が大きく関わっています。
理想的なキーボードの両手の位置知るために、以下の簡単なテストをしてみてください。
理想的なキーボード確認 テスト
- 両手をダランと下に垂らす
- 肘(ひじ)の位置は変えず、そのまま真っすぐ両手を上げ、ピアノを引くような形をとる
- その両手をそのままテーブルなどに置き、肩のチカラをダランと抜く
いかがでしょう?
とても楽な姿勢が取れているのではないでしょうか?
このテストの結果のあなたの両手の位置が、『 もっともキーボードを操作するのに適した場所 』です。
ここで今お使いのキーボードを思い返してみてください。
間違いなく、この『 理想的な両手の幅 』よりも『 内側に両手を置いていること 』になっていると思います。
そう。これが肩こりの原因です。
肩こりの原因は『 背中のコリ 』だとお伝えしましたが詳しくは、
『①キーボードを使用する際に肩が前に丸まり』
『②頭が肩より前の位置に重心が来てしまい』
『③背中の僧帽筋(そうぼうきん)に負荷がかかる』
という流れで『 背中のコリ 』が生まれます。
肩こりに影響する筋肉については、↓も参考にしてみてください。
従来の分離しないキーボードは、固定された形状ですから、個々のユーザーにとっては無理な姿勢を強いることになってしまいます。
では分離型キーボードではどうでしょうか。
このキーボードなら、『 両手のキーボードが左右分かれて 』おり、しかも『 置く場所も自由に選ぶことができる 』ため、
肩が前に丸まる心配がありません。
使う人の肩幅に合わせて、置く場所を調整できるので、ユーザーに無理のない姿勢を実現でき、『 背中のコリ 』を解消することが期待できます。
つまり、さきほどテストしていただいた、『 もっとも肩に負担のかからない場所 』でPC作業することができるわけです。
まさに分離型キーボードは『 肩こりに悩む人々への救世主 』といえるわけです。
肩こりがなくなると、以下のような ”恩恵” もあります。
- 頭痛がなくなる
- 目の疲れが軽くなる
肩がこると、血流が悪くなれば頭への血液の流れが悪くなります。
それが原因で『頭痛』や『眼精疲労』を引き起こしていたということです。
『頭痛』『目の疲れ』といった症状に悩まれている方、それは肩こりから来ているかもしれませんよ。
メリット2:猫背が治る
PCで作業をしていると、ついつい姿勢が悪くなりますよね。
仕事でPCをガンガン10時間とか使っているのに、姿勢がめちゃくちゃいい人とか、ほとんど見たことがないと思います。
窮屈な姿勢を長時間すると、『背中は丸まり』『あごは突き出し』『お腹がぽっこりする姿勢』が身体に染み付いてしまいます。
これが俗に言う『 猫背 』というやつです。
私も以前は姿勢が悪く、たまの家族との旅行で写った自分の写真を見て、
『 なんてだらしない姿勢! 』
と驚愕したものでした。
『 猫背のデメリット 』は本当に多いです。
ここでは猫背の5つのデメリットをご紹介します。
『姿勢の悪化』
猫背は背骨の自然なカーブが崩れ、正しい姿勢を維持するのが難しくなります。
これにより、背中や首の筋肉が弱まり、さらに悪い姿勢を引き起こす悪循環に陥ってしまいます。『筋肉のバランスがくずれる』
猫背の姿勢では、背中の筋肉が伸ばされずに緊張し、胸部の筋肉が弱まります。
これにより、背中の筋肉が硬くなり、胸を正しく広げることができなくなります。『呼吸がしづらくなる』
猫背の姿勢では、胸が圧迫されて呼吸が制限されます。
深い呼吸が難しくなり、酸素供給が不十分になるため、”疲労感” や ”集中力の低下” などを引き起こします。『肩こりと首の痛み』
猫背の姿勢では、首や肩の筋肉が過度に緊張し、血液循環が悪くなります。
これにより、肩こりや首の痛みが引き起こされてしまいます。『自信や印象の低下』
猫背の姿勢は自信や魅力が半減してしまいます。
良い姿勢を保つことは自信を高め、他人に良い印象を与えることができます。
分離型キーボードは、自然に胸が開く位置に左右のキーボードを置くことができますので、猫背の改善に役立ちます。
私もこのキーボードにしてから「ひらかたさん、姿勢いいよね」と言われるようになりました。
これには同時期に導入したスタンディングデスクの恩恵も大きいので、そちらについて以下の記事を参照いただければと思います。
こんにちは。ヒラカタです。今回はテレワークの運動不足解消に導入した「スタンディングデスク」を使ってみて分かったことを記載していきます。結論から言うと「昇降式」という機能の付いているものさえ選べば、超おすす[…]
メリット3:タイピング速度が爆上がりした
もともとタイピングはそんなに遅くはなかったのですが、このキーボードに変えてからは明らかに速くなりました。
特に私が購入した『Mistel BAROCCO MD770』は、ナンバーキーがなかったのが良かったです。
※ナンバーキーがあるモデルもあります
ナンバーキーがないと、写真のように『 マウスへの移動距離が短いため、右手の移動が最小限で済む 』んです。
そのため『 ホームポジションへの戻りが速く 』、結果的に『 すべての操作の高速化 』につながりました。

メリット「4と5」は「Mistel BAROCCO MD770」のメリット
さて、ここまでの3つのメリットは左右分離キーボード共通のメリットでした。
メリット4と5は、Mistelキーボードのメリットとなるため、別枠で紹介させていただきます。
メリット4:好みのキー配列が設定できる
私が購入したキーボードは「Mistel BAROCCO MD770 RGB キーボード」ですが、
このキーボード、嬉しいことに『 好きなキー配列へ変更 』することができます。
参考までに私の場合、以下のように変更してます。
■左半分
- CapsLock→Ctrl
- Ctrl→Alt
- Alt→Fn
- Win→Home
■右半分
- End→Win
- スペース→End
ここは個人の好きな配置があると思います。
日々の操作をしながら、お好みの配置を探してみてほしいです。
とにかく、『 自分の “かゆいところ” に届く設定ができる 』というのは、大きいです。
メリット5:カーソル移動がめちゃくちゃ簡単にできる
これもMistelのキーボード独自の機能です。
以下のような操作で十字キーと同等の動きをします。
- Fn+J = 左
- Fn+K =下
- Fn+I = 上
- Fn+L = 右
めちゃくちゃ感動しました!
文字入力をしていて、カーソルを移動したいときに、通常なら『十字キー』に手を持っていきますが、それが必要ないんです。
これがどれほど作業効率を上げるか、仕事でタイピングをしている方なら分かってくれると思います。
常にホームポジションでいられるので、無駄な移動が最小限で抑えられ、めちゃくちゃ効率がアップします。
著者が購入した「Mistel BAROCCO MD770 RGB キーボード」の紹介とデメリットについて

見ての通り、左右にバッキリ割れています。
下に映っているワインレッドの物は『パームレスト』で、通常のパームレストが二つないとカバーできないくらいに、左右に広く置いて著者は使っています。
※実はこのキーボード、非常に品薄でAmazonではいつも『残り○点』か『入荷待ち』になっています。
もし以下リンクご覧いただき、在庫があるようでしたら、お急ぎください。
買い物をするときに必ず『 moppy経由で購入 』することで、例えば1年に50万使えば5,000円もの収益になります!
デメリット1:慣れるのに時間が必要
ナンバーキーがないことや、ブラインドタッチタイピングがしっかり身についていない人にとっては、
ややとっつきにくいキーボードといえるかも知れません。
ただ、慣れてしまえば間違いなく効率はアップしますので、最初はグッと堪えて使ってみることを強くオススメします。
また、メリットのところで取り上げた、『 キー配列を自由に設定できる 』というポイント。
これも最初の自分ルール決めや、そこに慣れることは少し時間が必要だと思います。
一番の注意点は、普通のキーボードについている「かな」→「英字」へ変換できるあの【「全角/半角」のキーがない】ことです。
ここはどうしようもないので、PC側の設定で何らかのショートカットキーで同等の動きをするように設定しましょう。
私は「Ctrl+Backspace=全角/半角」としています。
デメリット2:高い
そのお値段は『 約20,000円 』
たしかに高いですよね。
ですがメリット考えれば決して高い買い物ではないと思います。
『肩こりが解消され』『頭痛が改善され』『集中力がアップし』『不要な残業が減り』『家族との時間が増える』
これらのメリットによって、当然ストレスや不安も軽減されます。
心身のリラックスと快適さは、人生のクオリティを向上させ、より充実した日常を送ることにつながるでしょう。
分離型キーボードが、そんな人生の多くの側面にポジティブな影響をもたらす可能性を秘めているアイテムと思えば、
20,000円という出費も対して大きいものではないと断言できます。
その他の分離型キーボードはどうなの?
『Mistel BAROCCO』がオススメなのは分かったけど、その他のキーボードはどうなの?
そんな風に思われる方もいることでしょう。
そもそも分離型キーボードはマイナーな製品なので、それほど比較対象もないので、ここではざっと他の商品をご紹介しつつ、
どこが決定打に欠けたのかをお伝えしていきます。
Kinesis Freestyle2 Keyboard 分離式キーボード
分離型キーボードを検索したら、恐らくMistelの次に出てくる候補がこの『 Kinesis 』です。
こちらのキーボードは以下2つのデメリットで購入を躊躇しました。
- キー配列をカスタマイズできない
- 注意書きにある一言:「英語配列キーボードです。日本語Windowsに繋いで使う場合、キーボードの印字記号と実際打った時に出てくる記号が違う箇所があります。」が怖い
特に①は私としては致命的でした。
Matias Ergo Pro 分離式キーボード
こちらは現在品切れで購入は難しいようですが、一応私が購入時には候補にはあげていたのでご紹介。
めちゃくちゃオシャレ!Mint60分離型キーボード!

ごらんのとおり、めちゃくちゃ『 カワイイ&オシャレ 』ですよね。
私も最初見たときは、これしかない!!と思いました。
でもデメリットがいくつかありまして断念しました。
- 自作しなければいけない(ハンダゴテ工作必須)
- F1~F12キーがない
- HOME、ENDキーもない
- キーの配列が自由にカスタマイズできない
もしこれらのデメリットが気にならないという方は、マジで買いです。
こちらのリンクからチェックしてみてください。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
というわけで今回は、『左右分離キーボードの5つのメリット』についてまとめました。
メリットは人生変わるレベルに強力で、『身体的なメリット』から、『仕事に直結するメリット』まで盛り沢山です。
左右分離キーボードの5つのメリット
- 肩こりの解消
- 猫背が治る(姿勢が良くなる)
- タイピング速度が爆上がりする
- 好みのキー配列に変更できる
- 十字キーを使わずにカーソル移動ができる
※メリットについて詳細は、記事をご覧ください
けっして安い買い物ではないですが、後悔はさせません。
人生変わる『左右分離キーボード』を試してみてください。