歯医者の選び方で健康被害を受けないために気をつけること

  • 2022年6月12日
  • 2022年7月15日
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歯医者の選び方で健康被害を受けないために気をつけること

今日は『』を大事にする大切さと、そのためにボクが大切にしている『歯医者さんとの付き合い方』について述べていきます。

みなさん、定期的に歯医者さんには行っていますか?

『虫歯があってもずっと我慢していたら気づいたら痛みがなくなっていた』

そんな経験がある方は今回の記事を見て、すぐに考えを改めてほしいです。

また『もう何年も同じ歯医者に通ってます』という方についても、そのリスクについてを書いてます。

ぜひ最後まで読んでみてください。

虫歯で歯が傷むとはどういうことか

まず『虫歯の仕組み』について、簡単にお話しておきましょう。

歯の内部構造は表面から「エナメル質→象牙質(ぞうげしつ)→歯髄(しずい)」となっています。

虫歯が痛いという状態になったということは、ここでいう『歯髄』にまで虫歯が進行したということになります。

『歯髄』の軽い炎症では「冷たい飲み物」で沁みるようになり、虫歯が歯髄を化膿させ強い炎症を起こすと、

「ズキンズキン」というあの耐え難い痛みを生み出すわけです。

ひらかた
ボクも呼吸するだけで歯が傷む、ひどい虫歯の経験があります。
あれは正直、日常生活がまともに送れなくなりますよね。
ちなみにこの状態で歯医者に行くとどういう処置がされるかというと、大抵は『歯髄(しずい)』を取り除いてしまいます。
というのもこの『歯髄』は回復力が非常に弱く、一度虫歯に侵されるとほとんどの場合で死滅する運命にあるからです。
これをよく歯医者さんは「神経をとる」と表現しています。

虫歯を放置するとどうなるのか

ボクの知り合いに何人か強烈な歯医者嫌いがいるのですが、彼らは虫歯になってもひたすら我慢し続けます。

やがて半年もして「そういえば君、歯医者は行ったの?」と聞くと『もう痛くなくなった』なんて答えが返ってきます。

これは一体どういう状態なのでしょうか。

実はこれは先程の話に出てきた『歯髄(しずい)』が虫歯によって死滅した状態を表しています。

「歯医者に行かなくても『歯髄』がなくなって痛みがなくなるならOKじゃない?」と思った方は要注意。

『歯髄』が死滅した歯の中身は、実は細菌の温床となり、彼らがウヨウヨと増殖を繰り返しています。

そしてこの細菌はやがて歯の根管(根本)から、体内に入り身体全体に広がっていきます。

元気なときは白血球が入り口で食い止めてくれますが、体調がちょっと悪く免疫が落ちているときに一気に勢力を拡大するのです。

ひらかた
「この放置して痛みがなくなってしまった虫歯」が20年後にもなって『心筋梗塞』『脳梗塞』などの原因になることもあります。
たかが虫歯と軽んじてはいけませんね。
他にも以下のような弊害がありますので、ぜひ虫歯になったらすぐに歯医者に行く習慣をもってくださいね。
  • 口臭がきつくなる
  • 顎周りや頭が痛くなる
  • 他の歯にまで虫歯が進行する
  • 歯並びが悪くなる

歯医者によって歯の根管(根っこ)治療の良し悪しがある!?

初期の虫歯を放置してしまい、歯の根管まで虫歯に侵食された状態で歯医者に行くと『根管治療』を施されます。

ただし、この『根管(根っこ)治療』(歯の生え元の根っこの部分の治療)には以下の大きな2つの問題があります。

  1. 根管治療は歯医者に『かなり軽視されてきた歴史』がある
  2. 万一テキトーな治療をされても、患者自身に気づけないことが多い

まず①についてですが、これは歯科医の診療報酬と深く関わっています。

現在の保険治療では『根管治療』の評価が低いため丁寧に時間をかけて実施するとそれだけですぐにコストが収入を上回り、赤字になってしまいます。

この収益の仕組が原因で、『根管治療』はテキトーに済ませてしまう歯医者が多いのが実情なのです。

なお、『根管治療』より歯医者の利益が大きい『ブリッジ』や『インプラント』を勧めてくる歯科医が多いのはこのためです。

続いて②についてですが、この根管治療をするということは『歯髄(しずい)』はもう取り除いてしまっています。

そのためその歯には既に痛覚がなく、例えテキトーに根管治療をされても、患者自身にはなかなか気づけないのです。

ひらかた
上記①②を踏まえると、本当に良質な歯医者を見つけるというのは患者自身には至難のワザということが分かると思います。
それではどうしていけばいいのでしょうか。

セカンドオピニオンを大切にする

先に伝えたとおり、良い歯医者を患者自身が見極めるのは至難のワザです。

例え「とても優しい先生」で「分かりやすく説明してくれ」「治療も迅速」であっても、

それが本当に適切な治療だったかどうかは、何年もしてみないと分からないこともあるわけです。

しかもそれがずっと同じ歯医者に通っていれば、きっとテキトウな理由をつけられてしまい、『自身の治療が原因』ということは

認めることもないでしょう。

ここでボクがオススメしたいのが『※セカンドオピニオン』を大切にするという点です。

※セカンドオピニオン

患者さんが納得してご自身の診療(検査・診断・治療)の選択・決断 ができるように、検査結果や治療法、いままでの治療の効果、これから先の治療法や療 養についてなど担当医から聞いている説明や意見とは別に、他の医療機関の医師に意見 を求めることです。
引用元:https://www.pref.ibaraki.jp/soshiki/hokenfukushi/koso/documents/second_opinion.pdf

ひらかた
つまり『別の歯医者』に見てもらう機会を持ちましょうということです。
今回問題にしている杜撰(ずさん)な根管治療については、レントゲン写真を見ればその治療の良し悪しは以下の観点で分かります。
  1. 根管充填剤が歯根の先端部分までしっかり充填されているか
    ※充填剤はレントゲンで白いハッキリとした線で写り、歯の根っこの部分までしっかりと映ることが理想です
  2. 充填剤のまわりや内側に黒く写る空間が残っていないか
    ※もしこの空間がある場合、腐敗した組織が根管治療の手抜きによって残っている可能性があり
  3. 入り口は太く、根本に向かうにしたがってスムーズに細くなっているか
    ※この治療方法ができる歯医者は、治療が上手な指標となります
  4. 根管すべてに充填剤の重点がされているか
    ※歯によって根管の数や形は様々。たとえば2本の根管があるのに白い充填剤が1本という場合は、1本を放置しているということが分かります

これらの①~④の指標はありますが、もちろん患者自身で判断するのは難しいです。

まして根管治療したのと同じ歯医者でレントゲン写真をとってもらった場合(そもそも嫌がられると思いますが)、

この①~④の指標については無視される可能性が高いでしょう。

そこでオススメなのが『セカンドオピニオン(=別の歯医者に見てもらいましょう)』ということです。

別の歯医者にレントゲン写真をとってもらい、根管治療やその他の状況を見てもらえば、自分がメインで行っている歯医者の

「言っていること」「治療内容」が適切なのかということが第三者の視点で判断できます。

ひらかた
できればこの歯医者はまともそうだな、と思う歯科医を2つストックしておくことができると理想です。
もし高額な治療をメインの歯医者に薦められた場合に、もう一つの歯医者に意見を聞いてみるといいでしょう。

まとめ

というわけで今回は『歯医者の選び方で健康被害を受けないために』というテーマでお話してきました。

ひらかた
「虫歯の仕組み」「虫歯から派生する重病のリスク」「歯医者の良し悪しがあること」について良く知り、
健康な歯と身体を維持してみてください。

最後になりますが、ボクのブログは年間100冊程度を読了する日々の読書のなかで得た知識をもとに、自分の体験を交えて綴っています。

みなさんも自身でいろんな知識を仕入れることも大切にしてみてくださいね。

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ひらかた
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